落ち着きのない子供 病気

落ち着きのない子供に潜む病気の可能性とは?親の理解が必要?

落ち着きのない子供に潜む病気

 

生きていれば病気にかかることだってあります。

 

しかしそれは生まれながらの病気とは少し違いますよね。

 

落ち着きのない子供のことで悩んでいる人も多くいますが、単に本人の性格の問題なのか、それとも病気の可能性があるのかは素人では判断しにくい部分があります。

 

落ち着きのない子供といっても、ただただやんちゃなだけな子供もいます。

 

しかしそのやんちゃさが度を超えて、先生や周りの人から指摘されることが多ければ少し注意が必要かもしれません。

 

「うちの子に限って」「うちの子は違う」誰でもそう思うことでしょう。

 

しかしもしかしたら、その落ち着きのなさは病気から来ているのかもしれません。

 

早めに対応できれば、本人も周りも苦しむことは少なくなる可能性があります。

 

どんな病気でも早期発見、早期対応が大事なのです。

 

落ち着きのない子供に潜む病気の可能性

では一体、落ち着きのない子供に潜む病気にはどのようなものがあるのでしょうか。

 

それはADHD(注意欠陥・多動性障害)です。

 

もちろん、ただ単に落ち着きのない子供であって、ADHDではない子供だって多くいます。

 

そこが重要であり、周りからもそして親さえも理解しにくい部分でもあるのです。

 

文部科学省によると、


「ADHDとは、年齢あるいは発達に不釣り合いな注意力、及び/又は衝動性、多動性を特徴とする行動の障害で、社会的な活動や学業の機能に支障をきたすものである。また7歳以前に現れ、その状態が継続し、中枢神経系に何らかの要因による機能不全があると推定される。」

となっています。

 

落ち着きのない子供をADHDと判断するのは難しい部分があり、他の発達障害と共通した症状があるので判断には注意が必要でもあります。

 

ADHDの特徴は社会的な活動や学業に支障をきたす、知的な遅れはなく感情や行動のコントロールが自分でしにくいという部分があります。

 

そのため単に落ち着きのない子供というだけではなく、決められたルールが守れなかったり、注意されても指示に従うことができなかったり、衝動的に行動にでてしまうということが目立ちます。

 

以下でADHDの詳しい症状を見てみましょう。

 

ADHDの症状とは

「落ち着きのない子供だね」と言われることが多かったり、親からみてもそう感じることが多い場合は、ADHDの可能性を疑ってみましょう。

 

ADHDの症状は大きく「不注意」「多動性」「衝動性」の3つに分類されます。

 

それぞれ症状には個人差があり、性別によっても異なる部分があるのです。

 

それぞれに当てはまる症状を見ていきましょう。

 

ポイント1:不注意

  • 忘れ物が多い
  • 物をなくしやすい
  • 気が散りやすい
  • 何かをやりかけてほったらかし
  • 集中しづらいが、興味のあることに対しては集中しすぎる

 

ポイント2:多動性

  • 落ち着いてじっと座っていることができない
  • そわそわと、体を動かす
  • 静かにしないといけない場面で静かにすることができない
  • おしゃべりしすぎる

 

ポイント3:衝動性

  • 思いついたらすぐに話し始める
  • 他の人の邪魔をしてしまう
  • 順番を待つことができない
  • 乱暴な態度がでてしまう

 

上記はあくまでも一例にすぎませんが、落ち着きのない子供というのは多動性に当てはまることが多いようですね。

 

またこれらの症状は乳児の頃には判断しにくく、幼稚園にあがる頃、または小学校に入学する頃に現れやすいとされています。

 

集団生活、集団行動が増えることで他の子と違った行動が目立ち、ADHDだと気付くことが多いようですね。

 

「落ち着きがないのは親の躾がなっていないから!」そう言う人もいるかもしれませんが、ADHDは先天的な脳の機能障害なので、親の躾の問題ではないのです。

 

落ち着きのない子供に潜む病気の可能性とは?親の理解が必要?:まとめ

落ち着きのない子供には病気の可能性が潜んでいることがあります。

 

本人には判断しにくいことであり、親でさえ判断するのは難しいものです。

 

しかし親の理解が必要なものであり、病気だと気付かずに怒鳴り散らしてしまうことは、本人を傷つけてしまうので注意が必要です。

 

一番近くにいる保護者が理解を示してあげることが非常に重要であり、支えになるということを覚えておきましょう。